あいさつ

21世紀に人類に与えられた課題の一つが、地球上の生物が共生できるように地球環境を保全・修復することといわれています。中でも水は重要課題であり、良好な水環境を維持しつつ生活用水や産業用水を確保することは、各国のインフラ整備でも上位に位置付けられています。海外の一部では水不足が深刻であり、日常の飲料水確保すらままならない状況であることは周知の事実です。日本では、「湯水の如く」という、惜しげもなく消費する表現もありますが、水不足が顕在化している現代では必ずしも適切な表現とは言えないでしょう。

また生活の質を向上させる場面でも、水は重要な役割を担っています。各種飲料の原料水やコンタクトレンズの洗浄には水道水よりも純度の高い純水が用いられ、液晶パネルやスマートフォン構成部品の製造工程では、洗浄用としてさらに高純度な超純水が不可欠です。

水に含まれる不純物を取り除き、水の品質を向上させることは、飲料の美味しさや安全性を高めることはもとより、工業製品の性能や製造効率向上にも役立っています。 ホステックの純水装置、硬水軟化装置、ろ過装置等は、それぞれ用途に応じた水づくりで、大切な水の需要に応えます。水を通じて生活の質向上や産業の発展に貢献するとともに環境負荷低減に配慮した水処理装置で社会課題解決の一角を担う所存です。

今後とも、一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

株式会社 ホステック
代表取締役 歌原 弘明

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